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2018年12月27日
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私の好きな漫画家、望月峯太郎氏のやさしい物語、「ちいさこべえ」。原作は山本周五郎先生の「ちいさこべ」を現代版にアレンジしたもの。

物語は大工の跡継ぎの茂次(ヒゲモジャ)が街の大火で両親を失い、街の復興と工務店の危機を、父親の病床に聞いた「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という言葉を胸に立ち上がっていく物語。

そこで語られるのは、大工の厳しさやハウスメーカーなどが台頭して移りゆく大工の仕事、、、ではなく主に大火で身の寄る辺のない子どもたちと、子どもたちを工務店「大留」につれてきた茂次の幼馴染「りつ」とのギクシャクとした関係ながらもそれぞれが信頼に向かっていくヒューマンドラマ。

火事で実家の工務店「大留」が焼け、両親をなくした若棟梁・茂次は、「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という父・留造の言葉を胸に大留再建を誓う。 そこに、身寄りのないお手伝いのりつ、行き場を失った福祉施設の子供達が転がり込んできて……ひげもじゃ若棟梁の崖っぷち人生劇場幕開き―― 山本周五郎の名作時代小説「ちいさこべ」を望月ワールド全開で新解釈する挑戦意欲作!

各巻涙なしには読めない。

どのキャラクターをとっても個性が強すぎ。両親の死後、大留を立ち直そうと奮起する茂次だが、言葉が足らずに周りに不信感が溜まっていく。それでもそのわだかまりがふとしたことをきっかけに一気に解けていくカタルシスは本当にすごい。

いたずらや乱暴、暴言に傲慢、極度の怖がりをもつ身寄りのない子どもたちが引き起こす様々な事件や、自分で連れてきたのにもかかわらず思春期の男の子に嫌悪感をもってしまう「りつ」の葛藤と、しかもそれが自分の過剰な意識によって誤解していたことに気づき「もう駄目だ・・・」と大留を飛び出してしまうシーン。

どこを切り取っても美しい風景と描写と柔らかな世界。そして「りつ」や同じく茂次の幼馴染で茂次が融資を受けている街の信金の支店長の娘「ゆうちゃん」を男の目線で見てしまう描き方。

ドラゴンヘッドは少し怖くて全部読めなかった、という方には是非読んでほしい作品。万祝や東京怪童、その他にも望月先生の作品は心動く作品多数です。この年末年始、漫画でも読んでみませんか?
わたしたちは、家に関するちょっとした不満・不安を持っているけど、「いったいどこに頼んだらいいの?」と悩んでいる人達のために、お話をじっくり聞き、木のぬくもりの中で、健康・長生きできる快適な住まいと暮らしを提案し、この地域の人々の笑顔の輪が広がることに幸せを感じながら活動しています。私たちが出来ることはけして多くはないかもしれません。それでも明治44年からこの地(城陽市)で工務店として根付き、この地の皆様に支えられてきたからこそ、地域の和をより大きな笑顔の輪にしたいと考えています。
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