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2019年06月07日

今回は、バンドや歌手ではなく、映画から。

『リトル・フォレスト』は、五十嵐大介による日本の漫画作品、およびこれを原作とした日本映画。2002年12月から2005年7月にかけて講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載された。作者自身が岩手県衣川村で生活した際の実体験をもとに、大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿が描かれている。

月刊アフタヌーンは、”ああっ女神さまっ”や”無限の住人”など、大好きな漫画が多くあった雑誌ですが、今回紹介する「リトル・フォレスト」はまだ見ていないです。五十嵐大介の漫画は「魔女」のみ見たことがありますが、最近では「海獣の子供」など、アニメ映画化されるものもあり、注目されている漫画家ですね。

今回紹介する映画「リトル・フォレスト」は、東北の農村を舞台にした映画で、都会に馴染めなかった少女が地元で一人、畑や山・川などの自然の中、四季の移ろいの中で「暮らす」ということをしっかりと見つめながら、高校のときに急遽失踪した母の料理や言葉を思い出しながら自分を見つめ直す。夏・秋・冬・春編と各1時間ずつの4時間。

私も東北の出なので、春の山菜や冬の保存食、雪かきや雪解けを待った農作業など、遠い地元での暮らしを思い出しながら見ていました。劇中、季節の野菜を使用した料理シーンが多く出てきますが、その一つ一つが丁寧。

餅や小豆って、結構特別な感じがしますよね。

今ではコンビニで、まんじゅうでもあんぱんでもあんまんでも、小豆が入ったものなんて簡単に買うことが出来ますが、あんこを作るって結構な時間がかかっていたように思います。昔、おばあちゃんがよく小豆を煮て、あんこを作っていましたが、小豆を煮込んでいると小豆特有の香りが立ってきて、心なしかワクワクしたものでした。

また、劇中の主人公「いち子」が住む家には薪ストーブがあります。

最近薪ストーブと言うと、鋳物の海外製ストーブが流行りですが、私にとって薪ストーブと言えば時計型で、鉄板を打ち出して作ったものが馴染み深いものです。今では石油ストーブに置き換わっていますが、おじいちゃんが健在だった頃は、山の木を切り、トラクターで運び、チェーンソーで切り分け、斧や鉈で薪にして小屋いっぱいに備えておく。それが私にとっての薪ストーブでした。

この映画、リトルフォレストでは農村の暮らしや食材などを丁寧に描写しており、都会とはベクトルの異なる幸福感を映し出してくれます。ただ、同じような地域で育った身としては、山に囲まれ信号もコンビニもない、冬には大量の雪を毎日のように雪かきしなくてはいけない、あの日々を思うと、美しさと引き換えに生きること、ただそれだけで1日が終わってしまうような農村の暮らしは、自分には出来るのか?自問自答してしまいます。

ただ、本当に美しい映画です。音楽もいい。

お時間ありましたらぜひ見てみて下さい。
わたしたちは、家に関するちょっとした不満・不安を持っているけど、「いったいどこに頼んだらいいの?」と悩んでいる人達のために、お話をじっくり聞き、木のぬくもりの中で、健康・長生きできる快適な住まいと暮らしを提案し、この地域の人々の笑顔の輪が広がることに幸せを感じながら活動しています。私たちが出来ることはけして多くはないかもしれません。それでも明治44年からこの地(城陽市)で工務店として根付き、この地の皆様に支えられてきたからこそ、地域の和をより大きな笑顔の輪にしたいと考えています。
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