私はもともと青森から大学入学を機に京都へ来たのですが、当時は左京区の大学でしたので主に左京区、北区に住んでいました。生活スタイルが変わるのが新鮮でしょっちゅう引っ越しをしており、京都市内に住んだ15年間で7回は住まいを変えていたと思います。
面白かったのは、京都でも有名な本屋である恵文社一乗寺店の上のアパートや、下鴨にある高野川沿いのボロボロの木造長屋。上賀茂神社と賀茂川に挟まれた立地に立つビルなどなど、、、
持ち家と違って、身軽な生活でしたので、どれだけ身軽になれるか?出来る限り物を持たない生活を心がけていたと思います。では、今現在の生活はいかがなものか?というと、娘のおもちゃや服は増えていくものの、私自身の私物はやはり少なく、また奥さんもそれほどものを溜め込まない人なので、2階はほぼ布団しかおいていないすっからかんの状態です。
その分、メインの生活スペースである1階は娘の物で溢れていますが、これが何年かして娘が部屋を持つようになると、もう少し小洒落た生活が出来るようになるのでしょうね。
閑話休題
そう、今回の話題である琵琶湖博物館のある滋賀が好きになった理由を書こうと思い、京都での生活についてつらつら書き始めましたが、京都在住時はバイクで移動しており、いろいろなところにバイクを走らせてきましたが、多く出歩いていたのが滋賀方面。当時は滋賀のどこどこに行くという目的もなく、ただただバイクを走らせていましたが、奥さんや子供が出来てからは滋賀のピエリ守山、紅葉の西教寺、立木観音などなど、目的をもって出かけるようになり、次第に滋賀の魅力にハマっていきました。
まだまだ滋賀にも知らないところが多く、琵琶湖博物館も今回始めて訪れました。

建物や、建物を囲む林に琵琶湖、ロケーションも美しく春先や初夏、秋などには博物館の周りを歩くだけでもずいぶん楽しめそうです。今回は真冬でしたので琵琶湖から吹く風があまりに寒かった!
展示内容は琵琶湖の成り立ちや今現在の役割、生態系や琵琶湖から利用される水の流れや琵琶湖と共に暮す人々の営み。古代湖である琵琶湖と古代の生物の標本展示。同じような世界の古代湖について解説がなされていたりと、「琵琶湖」に焦点をあてた博物館ながらすごいボリュームをもった展示内容となっていました。

主に琵琶湖に住む生き物が多いものの、アザラシやチョウザメ、古代魚なども扱った水槽展示も予想していたより大規模な展示となっており、ちょっとした水族館としても楽しめます。

もう少し暖かくなった頃、一度訪れてみてはいかがでしょうか?