renovation

毎朝毎晩、なにより好きな空間に

ウッドテックキムラが、大切なお客様と創り上げた
施工事例をご紹介します。

一般的な洗面室よりやや大きめの、空間いっぱいに広がる洗面台に、昔ながらのタイル浴室。もともとの洗面台よりもさらに大きな洗面化粧台をご要望いただきました。初めは明るめの色合いをご希望でしたが、プランをつくりながらお話を進めていくうちに、上質なホテルライクな組み合わせに。スタッフからの提案も一部ありましたが、壁紙選びや、洗面台の面材のチョイスなど、奥様のセンスで統一された空間となりました。2022年の3月末にお引渡しを完了しましたが、2021年度最後に素晴らしい工事をさせていただけたと、私たちも感動しています。

もともと、LIXILショールームにてスパージュをご希望でお打ち合わせを始めましたが、何が必要で何が必要でないか、何を大切にされているかを確認しながらお話を進めていくうちに、スパージュからアライズへの商品選定の変更をご提案させていただきました。LIXILのハイグレード浴室、スパージュでしか選べないプランもありますが、アライズでしか叶えられない設備もあります。使い勝手を含めて様々なご提案をさせていただき、その取捨選択の中から、一番の空間づくりをしたいと考えています。

浴室のセブストーンや、洗面化粧台のアンティークホワイトなどの色使いもそうですが、クロス選びも本当にすべてがベストマッチな空間でした。洗面室にメインで使われているブルテックスのグレーピンクは、光の種類によってグレーに見えたり、紫に見えたり、ピンクに見えたりと不思議な壁紙。渋みのあるピンクはホテルライクな色使いの設備ともよく似合う。洗面台とミラーキャビネットの間にタイルを施しているように見えますが、こちらもタイル調のクロスを使用しています。写真で見るとタイルに見えますが、実際に見てもタイルに見えてしまうほど。

今回、筆者自身も在来浴室の解体工事から作業に携わってまいりましたが、たった1週間前の浴室や洗面台が思い出せないくらい、本当に印象的な空間ができました。また、日々解体され形を変えていく様子をこれほど間近で見たのも珍しく、貴重な体験をさせていただきました。